間欠性跛行症という疾患の原因は?
片側あるいは両側の手や足がいつも冷たく、長い距離を歩くと
ふくらはぎが痛くなってきて休んでしまう、しばらく休むと
もどるのでまた歩き出す・・・
これを繰り返すのが間欠性跛行症(かんけつせいはこうしょう)
という疾患です。
足の動脈が細かったり詰まったりしていることで、
充分に血液が供給されないことが原因のひとつです。
そのほかに、脊椎管狭窄症が原因になることもあります。
神経が圧迫されることで痛みが走り、
長い時間歩けなくなるのです。
足の動脈が細くなったり詰まったりは、その動脈が硬化する
動脈硬化が原因のひとつです。
閉塞性動脈硬化症という種類の、動脈の内側(内腔)が
ふさがるタイプの動脈硬化がありますが、これが間欠性跛行の
原因になることが多いのです。
閉塞したところから先の血流が悪くなり、最初は冷感、しびれ感
をともないます。
さらに閉塞が進むと下肢が痛くなり、しばらく歩くと痛くて
休んでしまう間欠性跛行になるのです。
さらに動脈硬化の度合いが進行すると、歩いていない安静の
状態でも痛みを感じるようになってしまいます。
さらに血流が悪くなっていくと、足が壊死(腐る)していく、
足を切断せざるを得ない、という糖尿病の末期ともいえる
状態になってしまうのです。
動脈硬化は中性脂肪値が高いまま放置することで進んでいきます。
間欠性跛行症など、目に見える症状が出ないうちに対策の手を
売っていくことが必要です。
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